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[10月の特設コーナー] [特集]地球にやさしく生きる方法 [ライブラリーシアター] 図書館では毎週土・日曜日に「土曜シネマ」「日曜こどもシネマ」を開催しています。詳しくはこちらを御覧ください。 |
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[こんな情報をお知らせ下さい]
[近江だるま]かつて能登川町でつくられていた郷土玩具「近江だるま」についての情報があれば博物館までお知らせください。 [資料提供ありがとうございます]
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[石田遺跡(山路地先)の発掘調査と出土品の整理作業]
[日本刀のルーツ発見! 斗西遺跡出土の鋼(はがね)素材]
斗西(とのにし)遺跡は、神郷から佐野にかけて広がる、県内最大級の古代の遺跡です。これまでの発掘調査で、古墳時代から奈良時代にかけて湖東地方の中心的大集落であることが知られていました。鋼素材が出土したのは、平安時代末〜鎌倉時代初めごろ(約800年前)に埋まった溝で、付近からは同じころの建物跡などが発見されています。
斗西遺跡の南方約300Mには現在も「鍛冶屋村」とよばれる地域(大字佐生・佐野)があり、佐野に小字「鍛冶屋敷」が残されています。この鍛冶屋村の一角にある横受遺跡からは、同じころ鉄を加工していろいろな道具をつくる小鍛冶をおこなった人々の住居跡などが発掘されています。この鋼材もあわせ、古代の鉄製品づくりの様子を知るのに、大変重要な資料であることがわかりました。
鋼材のあらまし
[法堂寺廃寺跡が滋賀県史跡に指定!! 現在、史跡整備工事中(来春オープン)]
現在、法堂寺廃寺跡の保存と活用をはかるため、平成8年度から法堂寺遺跡整備事業に着手しています。発掘調査や、調査で発見された遺構の復元整備等をおこない、平成11年4月に遺跡公園として開園します。これからの法堂寺廃寺跡は、地域のみなさんの「であい、ふれあい、語りあい」の場として、新たな歴史を刻んでいきます。 [登録文化財に深田家住宅が答申される] 2月20日に国の文化財保護審議会より、町内の大字能登川所在の深田家住宅(主家・離れ・土蔵)が選ばれ、文部大臣に答申されました。 母屋は木造2階建てで、昭和4(1929)年完成。切り妻屋根に木骨を見せた真壁(しんかべ)や弁がら格子など伝統的な町屋の外観をしており、2階にはコウモリや亀甲型の下地窓を配した数寄屋風座敷などがある。 [能登川町法堂寺遺跡(廃寺)から「せん仏」発見]
せん仏は、脇侍の腰から膝の部分が残っていました。このようなものは、法隆寺に現存する大型の多尊せん仏(重要文化財 磚製阿弥陀如来及脇侍像)があり、その勢至菩薩(脇侍)の腰から膝の部分とほぼ同じ模様(同原型)です。一部手を加えられおり、また、若干小さいことから、踏み返しをした型から作られたものと思われます。表面の一部黒ずんだ部分からは、漆の痕跡が確認されており、このせん仏の表面には金箔がされていたと考えられます。 このような大型の多尊せん仏は法隆寺の他、夏見廃寺(三重県)など出土例は非常に少なく貴重な例であり、これらの寺院との間で法堂寺廃寺の造営氏族あるいは、僧侶などが、何らかのつながり(交流)があったことが考えられます。
[能登川町史跡法堂寺遺跡(廃寺)整備工事実施中]
瓦や鴟尾などの遺物も多量に出土しており、特に、軒瓦類は非常に地方色が濃いもので、国内に類例が無いものもあります。 公園の内容については、今後随時お知らせします。 |
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