(ピンク色のところが休館日)
なお、埋蔵文化財センターの休館は土曜、日曜、祝日です。ご注意ください。
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昼間はまだまだ暑いけど、暦の上ではもう秋だって。
さて、今月の博物館は…。
◆『図書館原画展』
期間: |
7月31日(水)〜8月31日(土) |
場所: |
博物館ギャラリー |
◆『スズムシお分け会』
日時: |
8月4日(日)午後1時30分〜 |
集合: |
博物館 体験学習室 |
スズムシの音色を聴きながら、夏の夜を過ごしてみてはいかがですか?
(要お申し込み)
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◆『じゃ車・田舟体験教室』
日時: |
8月24日(土)午後2時〜 |
集合: |
能登川水車とカヌーランド |
田舟に乗ったり、じゃ車を踏んだり…。今年の夏は水と親しもう!
※天候により、日時が変更になる場合があります。
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◆『夏休み宿題相談』
日時: |
8月25日(日)午前10時30分〜 |
集合: |
博物館体験学習室 |
自由研究が終わっていないキミ。行き詰まっていたら、一度相談に来てみませんか?
(自由参加です)
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お問い合わせ、お申し込みは、博物館へお願いします。
新たに、考古資料を町指定文化財に!
(その一)
安士城跡出土金箔瓦
去る7月1日付けで、新たに安土城跡の金箔瓦(きんぱくがわら)と正楽寺遺跡(種)の縄文時代祭祀遺物が町文化財に指定されました。その内容を、2回にわたって紹介します。今回は金箔瓦です。
安土城は天正4年(1576年)、織田信長(おだのぶなが)により築かれました。その特徴は石垣をもつこと、礎石(そせき)建物であること、瓦葺きされることです。そして五層七重の、日本で最初の天守閣をもつ城郭でした。それまでの城は「館=やかた」とよぱれ、簡素な構造に屋根は板葺きでしたから、金箔瓦で光り輝く高層の城は当時の人々を大変驚かせたようです。
今回指定の2点のうち大きいほうは、昭和24年に能登川中学校の生徒により、城東地先の干拓地で発見されたものです。屋根の端に葺かれる軒丸瓦(のきまるがわら)で、正面には今も鮮やかに金箔が残されています。これまで出土した中では、最も保存状態が良いものです。また小さいほうは、昭和62年に住民のかたが拾われて町教育委員会に届けられたものです。
ポルトガルの宣教師(せんきょうし)ルイス・フロイスも「欧州にもない華美な瓦」と絶賛しており、歴史の証人として、末永く守り伝えていきたいものです。
なお、9月14日(土)午後1時30分から埋蔵文化財センターにおいて、城郭研究家の中井均(ひとし)氏による、金箔瓦の文化財指定記念講演会を行います。
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