(ピンク色のところが休館日)
なお、埋蔵文化財センターの休館は土曜、日曜、祝日です。ご注意ください。
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今年も残すところあとわずか。でも、博物館は展示・イベント盛りだくさん。今年も最後の最後まで博物館で楽しもう!
◆生涯学習課企画展
『I Love Notogawa 写真展』
期間: |
12月4日(水)〜22日(日) |
会場: |
博物館ギャラリー |
◆埋蔵文化財センター企画展
『蘇(よみがえ)る石田遺跡』
期間: |
12月11日(水)〜25日(水) |
会場: |
博物館展示室 |
◆リサーチきぬがさ山
『冬の自然観察会』
〜オリジナルリースつくり〜
日時: |
12月14日(土)・15日(日) 午後1時30分〜 |
会場: |
博物館体験学習室 |
定員20名(先着順)
※ただし、両日とも参加できるかた。
冬には冬の楽しみ方が!
一緒に、冬のきぬがさ山を楽しみませんか?
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◆『民具体験教室』
〜年末そぱ打ち体験〜
日時: |
12月22日(日)
午前10時30分〜
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会場: |
博物館体験学習室 |
定員20名(先着順)
むかしの道具を使って、一足早い年越しそばを作りましょう。
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※各種イベントには、申し込みが必要となります。
お申し込み受付期間:12月5日(木)からです。
これで銅鐸(どうたく)をつくった?
石田遺跡(大字林・山路地先)で、弥生時代後期の環濠(かんごう)から銅鐸など青銅器(せいどうき)を作った土製の鋳型外枠(いがたそとわく)の破片が見つかりました。
残っている大きさは、縦5.8p、横9.2p、厚さ1.3pで、復元すると、かまぼこ板を大きくしたような形になります。鋳型外枠とは、鋳型そのものとなる粘土を外から支える板のことで、何枚もつなぎ合わせて使ったと考えられています。そのため内面と横には、粘土がはがれないようにヘラでたくさんの線が引かれています。また、外面には取っ手が付いていた跡が残っています。
同じようなものが、24個の銅鐸が発見された野洲町大岩山(おおいわやま)近くの下々塚(げげづか)遺跡や守山市の服部(はっとり)遺跡でも見つかっています。
石田遺跡では、鋳型外枠のほかに、フイゴの羽口(はぐち)や金属カス・銅鏃(どうぞく)なども見っかっており、確実に青銅器をつくっていたことがわかりました。
石田遺跡は、湖東地方の青銅器生産センターだったのかもしれませんね。
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