♦第45回企画展
『マイタウン・アーティスト』
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期間: |
9月3日(水)〜28日(日) |
会場: |
博物館ギャラリー |
能登川町猪子にお住まいの楠木照道さんの作品展です。
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♦第46回企画展
『繖山百日回峰行写真展』
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期間: |
10月1日(水)〜28日(水) |
会場: |
博物館ギャラリー |
かつて徹山で行われた百日回峰行。再現したその様子を写真で紹介します。
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♦『今森光彦さんと行く ふるさと再発見』(予約制)
日時: |
9月7日(日)午前9時〜 |
会場: |
博物館駐車場→伊庭内湖→猪子山 |
定員: |
先着40名 |
写真家・今森光彦さんと一緒に能登川町の魅力を探しに出かけませんか?
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♥ Information
↑戦後間もない能登川駅の風景
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11月、博物館では能登川駅に関する展示を予定しています。能登川駅に関する情報・写真などがありましたら、ぜひお知らせください。
よろしくお願いします。
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古代の道路事情
(連続する長いだ円形の穴が見つかった千里遺跡)
発掘調査を行っていると、極めてまれに長いだ円形(長さ1m、幅0.3m)をした穴が連続して見つかることがあります。千里(せり)遺跡(小川地先)では7.5m、鍛冶屋(かじや)遺跡・横受(よこうけ)遺跡(佐生地先)ではそれぞれ12m・35mにわたって発見されています。これらの年代は出土品などから、古代から中世にかけてのもとだ考えられます。
連続する長いだ円形の穴は、全国的な発見例から、小規模な道の基盤工事跡と考えられています。湿地など地面が不安定な場所では、足などがぬかるみにとられてしまうので、ある程度の間隔をおいて穴を掘り、締まった砂や木のようなものを埋めて沈まないようにするわけです。
実際、それぞれの遺跡で見つかった道の周辺は、湿地状であったことが判明しており、機能としては、鍛冶屋遺跡や横受遺跡のものは詳しくはわかっていませんが、千里遺跡のものは水辺へ通じていたようです。
当時の道を想像すると、行き交う人々の姿が見えてくるようですね。
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