能登川町総合文化情報センターだより |
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近ごろ町内では、神郷亀塚(じんごうかめつか)古墳や猪子山古墳群など、古墳がよく見つかります。古墳とは大昔の墓のことですが、今の墓と異なってどれも大きいのが特徴です。 では、なぜ大きいのでしょうか。今では火葬したり、一つの棺(かん)だけを埋葬するために、それだけの広さしか必要としません。しかし、古代では棺の何倍も大きく広い部屋を作ってその中になきがらを納めたからです。神郷亀塚古墳のように木で作った部屋を木榔(もっかく)といい、猪子山の古墳のように石を積み上げた部屋を石榔(せっかく)とか石室(せきしつ)といいます。 大きな部屋をつくる理由は、亡くなった人があの世へいっても困らないように、生前使っていた生活道具をおいたり、有力者だったしるしに首飾りなどの装飾品や武器を並べたからです。また人々は、ほら穴のように真っ暗な部屋をあの世のイメージに重ねていたのでしょう。 機械のない時代のこと、大きな石で部屋をつくり、蓋(ふた)をして土を積み上げるのは、たいへんな作業だったことでしょう。しかし、死後の世界も大切に考えていた古代人にとって、古墳の部屋はとても重要な空間だったのです。 |
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11月の催しはつぎのとおりです。多数のご来館をお待ちしています。 ♦ふれあいセンター合同企画
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♦第47回企画展
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★ ライブラリーコンサート 「くつろぎコンサート」を開催しました!
「ピアノトリオ風雅(ふうが)」によるコンサートを10月4日に図書館集会ホールにて開催しました。ヴァイオリンやチェロ、ピァノにより誰もが耳にしたことのある曲を中心に演奏していただきました。 参加されたみなさんは、やさしい音色に聞き入っておられました。たくさんのご参加ありがとうございました。 |
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