能登川町総合文化情報センターだより
センターだより
カレンダー
埋蔵文化財センター・町史編さん室
図書館
博物館
バックナンバーへ これまでの催し物へ ホームへ戻る
バックナンバーを見る これまでの催し物を見る ホームへ戻る

カレンダー

(ピンク色のところが休館日)

なお、埋蔵文化財センター・町史編さん室の休館は土曜、日曜、祝日です。ご注意ください。


図書館
tel:42-7007 有線9471

図書館の催しいろいろ

柳田邦男さんの講演会を開催しました!
 11月21日(日)、ノンフィクション作家・柳田邦男さんの講演会を、午前は町立図書館で、そして午後には中央公民館で開催しました。 心の危機とも言うべき現代社会の中で、どのように心の再生をはかるべきか、 そして今大人にとって一冊の絵本が持つ意味とは何なのか、一人一人の心に染みいるように語られた講演会でした。

新年の贈りもの
 『読むことは生きること〈柳田邦男の本〉』
 このたび柳田さんご本人から、最新刊『砂漠でみつけた一冊の絵本』などたくさんのご著書のご寄贈をいただきました。 図書館では、以前にご寄贈くださったものとあわせて、『読むことは生きること」と題した特設コーナーを設けます。
 みなさまぜひご利用ください!

都合により、催し物の中止、または内容の変更をすることがありますので、あらかじめご了解ください。

土曜シネマ(午後1時30分〜)
1月
8日 生きる』 143分
(黒澤明/監督・志村喬/出演)
15日 キッド』 (字幕)56分
(チャールズ・チャップリン/監督・出演)
22日 時雨の記』 118分
(澤井信一郎/監督 吉永小百合・渡哲也/出演)
29日 地下鉄のザジ』 (字幕)92分
(ルイ・マル/監督)
2月
5日 東京物語』 135分
(小津安二郎/監督)

日曜こどもシネマ
(午前10時30分〜・午後1時30分〜 2回上映)
1月
9日 10周年だよ! ちびまる子ちゃん』 55分
16日 トムとジェリー2 スペシャルボックス3』 52分
30日 長靴をはいた猫80日間世界一周』 75分
2月
6日 ピーターとオオカミ』 47分

特 集 : 職人の仕事
『永六輔・職人と語る』
(永六輔/著 小学館/刊)
 時代を越えて愛される伝統工芸品。その職人技である「手仕事のもの作り」は、「大量生産使い捨てのもの作り」の反対にある。 人気放送作家・作詞家の永六輔が全国11ヵ所をめぐり、現代の職人21人と対話する。
児童特集 : トリドリ・とりのほん
『コッケモーモー』
(ジュリエット・ダラス=コンテ/文 アリソン・バートレット/絵 徳間書店/刊)
 さあたいへん! ある朝、一匹のおんどりが、「コッケコッコー」の鳴き方を忘れてしまった! いろんな動物に笑われたり、心配されたり、すっかり自信をなくしてしまう。 その夜、小屋の外であやしいもの音がして・・・。
▲このページのトップへ

埋蔵文化財センター・町史編さん室
tel:42-5011 有線9481

墨書土器「甲賀(こうか)」の語るもの

 佐野と神郷に広がる斗西(とのにし)遺跡は、古代、神前(かんざき)郡(現在の神崎郡)の中心地でした。約1300年前の奈良時代には、大きな建物が立ち並んでいて、この地域を治めた豪族(ごうぞく)が屋敷を構えていたことが、発掘調査でわかっています。また近くの川跡からは、これに関係する墨書土器がたくさん見つかっていますが、中に「甲賀」と記された土器があります。しかし、なぜ能登川町に「甲賀」の墨書土器があるのでしょう。これを解くヒントが古文書にありました。

 「甲賀」は旧の甲賀郡、現在の甲賀市に当たり、奈良時代には聖武(しょうむ)天皇が信楽の宮を造営したところです。ところが信楽の宮は、造営2年後の744年に大火事で焼けてしまいました。『続日本紀(しょくにほんぎ)』によると、造営工事の協力と大火事の消火に「神前郡」の豪族「佐々貴(ささき)山君(やまぎみ)」が活躍し、天皇から多くの褒美をもらったことが記されています。「山君」は、木材や鉱山など山の資源を取り仕切る豪族に与えられた氏姓で、当地の佐々貴氏が鈴鹿山脈の資源を管轄していたことが想像できます。

 「甲賀」の墨書土器は、古代、甲賀郡と人の往来や情報の行き来があったことを直接証明する貴重な資料です。遺跡の土器と古文書を結ぶことで、まちの歴史をまた一つよみがえらせることができました。

 

斗西遺跡から出土した「甲賀」墨書土器


博物館
tel:42-6761 有線9482

お問い合わせ・お申し込みは、博物館までお願いします。

迎春。心も新たにはじめます。

展示

◆ 第55回企画展
愛知川流域の民具〜春夏秋冬〜
期間: 1月19日(水)〜2月13日(日)
会場: 博物館展示室・ギャラリー
内容: 鈴鹿山脈から琵琶湖までを流れる愛知川。かつてその流域には、個性ある生活が展開していました。今ではもう見かけることもない、愛知川によってはぐくまれてきた東近江地域の民具を紹介します。

湖東地方を中心に見られる桶風呂⇒

イベント

◆ 水鳥観察会
日時: 2月6日(日)
会場: カヌーランド
内容: 冬の伊庭内湖には、たくさんの水鳥達がいるのをご存知ですか? 博物館では、毎年この時期に水鳥観察会を行っています。去年の観察会では、県の鳥「カイツブリ」や飛ぶ宝石と言われる「カワセミ」、様々なカモ類など、19種を確認しました。今年はみなさんも一緒にバードウォッチングをしてみませんか?

※昨年確認された鳥たち
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、カルガモ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、コガモ、ホシハジロ、マガモ、ヨシガモ、トビ、ユリカモメ、カワセミ、ヒヨドリなど


ホームへ戻る これまでの催し物へ バックナンバーへ
ホームへ戻る これまでの催し物へ バックナンバーへ
copyright 1997 -2005 能登川町総合文化情報センター