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連歌について 連句について 宗祗五百年祭

連歌は鎌倉時代に創出され、室町時代に飛躍的に発展しました。 その中心になったのが宗祗法師です。 古代からの、五七五・七七形式の和歌から派生したのが連歌で、俳句は連歌の発句が独立したものです。

連歌は、上の句(五七五)に下の句(七七)を付けます。これを『短連歌』といいます。
これに対し、五七五の発句に、七七の脇句を付け、これに五七五の第三句を付け、さらに七七の四句め、五七五の五句めというように、和歌の上句(長句)と下句(短句)を交互に付け進めるものを『鎖連歌』いいます。

三人以上の人々が寄り、最初の人が発句を詠み、二番目の人が脇句を、三番目の人が三句めを・・・と順々に、詠み人が交替しながらすすめていき、三十六句作るのを『歌仙』、四十四句を『世吉(よよし)』、百句を『百韻』と呼びます。

連歌は、前句の句境(内容)を発展させることが大切で、自分一人だけで詠む和歌や俳句とは異なり、相手の心情を思いやりながら、付け合いをしていくおもしろさがあります。


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中世における連歌は、式目(ルール)が綴密で大衆化しにくかったため、だれでもが創作できる俳諸の連句に発展し、今日におよんでいます。 それは、五七五の前句に七七の付句を付ける、また、七七の前句に五七五の付句を付けるというように、短連歌の形式をとっています。

前句   宙がえり 何度もできる 無重力   宇宙飛行士 向井千秋さん
1998年11月 アメリカスペースシャトル『ディスカバリー』より
 
付句   水のまりつき できたらいいな   長野県大町南小 丹野真奈美さん
内閣総理大臣・向井千秋賞

今回のインターネットにおける連句募集についても、この短連歌の形式としていますのでご了解ください。

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連歌師宗祗法師は能登川町の生まれです。
そして、平成13年は没後五百回忌の年にあたります。
宗祗生誕の地、能登川町では11月25日(日)に「宗祗法師五百年祭」を開催いたします。

宗祗についての説明は、左の画像をクリックしてください

【お断り】 宗祗の「祗」の字は正確には「示」偏に「氏」と書きますが、文字コード中にない文字ですので、「祗」を代用しています

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