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師と弟子のものがたり 中路融人×今村市良展
中路融人は、日本画家として精力的に作品を発表する傍ら、画塾晨鳥社では師の山口華楊の後を継いで,1997年に会長に就任、後進の育成に尽力しました。今村市良も、中路融人に教えを受けた日本画家の一人です。東近江市出身の今村は、高校を卒業後、掛軸の絵師として働き、中路融人が審査員を務めた「第1回てんびんの里を描くコンクール」
(主催/東近江市近江商人博物館 1996年)をきっかけに作家活動を開始。その後も同コンクールへの出品を通して中路と交流を重ね、2002年から中路に師事、以降毎月下絵やスケッチを携えて中路のもとを訪ねる日々が続きました。中路から、作品制作のことから生活にいたるまで多くの助言を得た今村は、中路の没後、晨鳥社に所属しながら精力的に活動を続け、昨年度の第9回日展で「生生」が特選を受賞しました。
本展は、師の中路融人と弟子の今村市良の二人展です。二人の師弟関係の始まりの地であるここ東近江市で、彼らの画業と築かれた関係性をひもときます。
会期 令和5年7月8日(土)~8月27日(日)
時間 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
入館料 大人300円 小中学生150円
会期中の休館日 月曜日(7/17は開館)、7/18
添付資料を確認する(PDFファイルが開きます)
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