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刀匠の仕事場にお邪魔しました♪

author(2017/11/26)

てんちゃんです、まいどおおきに♪(^o^)


11月も気ぃついたらあと5日ほど・・・なんやらあっという間に過ぎていくなぁ。

さて、11月25日(土)は「刀剣の美 鑑賞のツボ」の2回目の講座となる鍛刀場見学会でした(^o^)

先週の講座で日本刀のお話をしていただいた、東近江市在住の北川正忠刀匠の鍛刀場にお邪魔させていただきました。


今回見せていただいたのは、刀をつくる工程のひとつである『鍛錬』と『土置き』そして『焼き入れ』です。


『鍛錬』では刀の元となる地鉄(じがね)をつくります。

材料となる玉鋼(たまはがね)を熱してたたき、折り返します。

鋼を熱する火の温度がとても大事なこの工程は、作業場を真っ暗にして行われます。

初めて目にする刀匠の仕事に、最初は興奮気味やった参加者のみなさん、

「火の色で温度を見る」という北川刀匠の言葉に、しだいに参加者も視線は炎に。。

熱した鋼を打つ様子は迫力があり、熱しているとはいえ、その大きな音から鋼の固さを感じました(^o^)


つづいて、刃文をつける「土置き」「焼き入れ」です。



このように刀の刃の部分に粘土のような土を置いていきます。刃文によって土の置き方が違います。

塗る土の厚みによっても刀の仕上がりが変わってくるそうで、とても繊細な仕事やなぁと思いました。


こちらは田楽という方法で焼き入をする様子。



最後に、特別に銘を切るところを見せていただきました(^o^)

あの固い鉄に、鏨(たがね)を起用にずらしながら銘を切ります。見事に美しい刀匠銘が切られると、完成があがりました(^^)


講座で聞いた刀剣をつくる工程を、間近で見ることができて

てんちゃんはその迫力や、とても繊細な仕事の様子にあらためて刀鍛冶という仕事の難しさと

技術の高さを感じました。

色んな要因で刀鍛冶を生業として生きていくことが厳しい時代やけんど、

北川刀匠にはこれからもますます活躍してもらいたいなぁと思てます。


神聖な鍛刀場に入らせてもろて、ほんまにありがとうございました!!









名 前:てんちゃん
出身地:東近江市てんびんの里
誕生日:10月10日
特 徴:おへそが「て」の形。
    時どき江州なまりです。
好きな食べ物:どろ亀汁、
       でっちようかん
目 標:
近江商人の知恵を学んで、世間の人びとに信頼される近江商人になること
趣 味:
近江商人の先輩の足跡をたどること
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