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西堀流・愉しみながらやれ! ―自主主義で創造性の発揮を―

【2018/04/01~】

「やらされているのではなく、やっていると思え」とは、人間が一度、志をたて、希望をもてば、どんなつらいことでも耐え忍び、その時期が過ぎればむしろ楽しみに変わるのだということを、商家に生まれた西堀が、たくさんの丁稚さんや番頭さんが働いている様子を見て子ども心に学んだことから生まれた語録です。西堀は生涯、目的を明確に設定し、自発的に計画し、意欲的に取り組み、さらには困難をも味わう(愉しむ)という姿勢を貫きました。
西堀は、また、組織(集団)で働く際には「自主主義」を提唱しました。自主主義とは、一方は、やらされているとは思わない。もう一方も、やらせているとは思わない。つまり、「人が人を使う」のではなくて、「みんなでやりましょう」という考え方を基本としているということです。
当館の「次世代育成」という目的に賛同し、それぞれの専門性を提供いただいた方々の常識にとらわれず、自由な発想と困難をも味わう姿勢、志を同じくする仲間と連携し、自発的・意欲的に挑戦している「自主主義で創造性を発揮している最近の事例」をご紹介し、将来の夢を描こうとしている子どもたちにお届けします。


会期:2018年3月21日(水・祝)から9月9日(日)
場所:西堀榮三郎記念探検の殿堂 2階
資料提供:大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所行政院農業委員會林業試験所株式会社フジキン

 

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