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企画展『南極新聞』
【2023/07/20~】
ガリ版がつなぐ南極と東近江市
毎年、日本から南極に派遣されている南極地域観測隊。
隊員と観測資材などの物資を運ぶ南極観測船内では、観測隊員たちや観測船の乗組員らの情報共有とコミュニケーションの目的で『南極新聞』が発行され、西堀榮三郎ら第1次隊の時代から現在も続く日本隊独自の伝統となっています。
昭和30年代までの『南極新聞』の発行を支えたのが、ガリ版(謄写版)機材でした。東近江市にルーツを持つ堀井新治郎父子が南極観測事業に寄贈したためです。
今回は、第1次隊の『南極新聞』と、昭和基地内で各隊ごとに独自に発行されている
新聞の中から『オングル廿一(にじゅういち)』(第21次隊越冬隊員・五味貞助氏より寄贈)を展示しています。
また、見たい日付の新聞を拡大して見られるよう、展示中の『南極新聞』の内容をデータ化しました。記念室のiPadで中身を閲覧できます。
時にユーモラスな話題を交え、未知の大陸・南極とはどういうところなのか、観測隊員に課せられた使命など、ガリ版で印刷された『南極新聞』をぜひご覧ください。
ーーーーー開催情報ーーーーー
【日 時】令和5年5月13日(土)から令和6年1月28日(日)まで
【場 所】西堀榮三郎記念探検の殿堂 1階記念室 ミニ展示コーナー
【休館日】月・火曜日、国民の祝日、7/19(水)、9/20(水)、10/11(水)、
12/28~1/4、令和6年1/10(水)
【開館時間】午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
【入館料】大人300円(250円)、小中学生150円(120円)
※( )内は20名以上の団体料金
※東近江市民は無料