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展示会

新春企画展「新春を寿ぐ屏風絵展」

皆さまにとって良い一年でありますようにという願いを込めて、
毎年1月は「新春寿ぐ展」を開催しています。

2013年は、「新春を寿ぐ屏風絵展」といたしまして、
新春の商家の座敷を飾った屏風を展示しました。



福の神を迎えて、一年の家業隆盛や商売繁盛を願う商家にとって
屏風は大切な調度のひとつでした。


五個荘出身の近江商人の長男に生まれ、画家として活躍し、
高い評価をうけた、野村文挙の『阿倍仲麻呂望郷図屏風』。



月が印象的なこちらの屏風は、百人一首にも挙げられている
「天の原ふりさけみれば春日なる 三笠の山に出し月かも」という
仲麻呂が望郷の想いを詠った和歌をもとに描かれたとされています。

この屏風に合わせ、百人一首も展示しました。



屏風絵に彩られ、展示室は新年を祝うおめでたい雰囲気につつまれました。
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