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春季企画展「高越 甚 日本画展」

平成23年4月29日(祝)~6月12日(日)の会期で、
春季企画展「高越 甚 日本画展」を開催しました。



かつて、近江商人たちは、経済活動の傍ら、日本画をはじめ芸術文化を愛し、
親しみました。
この故事にちなみ、平成8年の開館以来、毎年、市民の方々が身近に
芸術文化に触れる機会を提供することを目的に、現代日本画壇でご活躍
されている先生方の作品展を開催しています。



展示室は、150号サイズの迫力ある大作が並びました。




高越甚先生は、金沢美術工芸大学日本画科を卒業後、
1961年に日展初入選。その後、堂本印象画伯に師事し、
1966年に日春展で初入選。
以後、日春展奨励賞や日展特選他、京展京都市長賞、
全国県展選抜展文部大臣賞など、数々の受賞を重ねられ、
現在は、日展評議員・日春展委員として後進の指導にも
ご尽力されています。

高越先生は、「作品を描くことは、作品との戦いです。また、自らとの戦いでも
あります。執念を燃やして制作に取り組んでいます
。」と語られています。




本展では、第18回日展(1986年)「アダンの影」、第42回日展(2010年)「森に棲む」など、
長年の制作活動から生みだされた大作15点のほか、スケッチ38点を一堂にご紹介しました。
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