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「生涯一画家 北村富三展」 7/22(土)~10/9(月)
北村富三は、明治36年(1903)、現在の滋賀県東近江市宮荘町に生まれました。病弱で闘病生活を送っていましたが、23歳の時に京都に出て、寺松国太郎の門下生となり油彩画を基本から学びました。その後東京に出て、二科展で活躍していた安井曾太郎に師事し、堅実な写実的作風で認められました。
戦禍が厳しくなり、昭和20年(1945)、東京から滋賀県に一家疎開。画家にとって厳しい時代でしたが、昭和31年(1956)、53歳の生涯を閉じるまで、常に画家として模索と研鑽を重ね、画の求道者として多くの作品を残しました。
生まれつき病弱な身体を持ちながら、自らの命を移行するかのように描き続けた富三の作品とその生涯にせまります。
「少女像」 「蝶・蝗」
生涯一画家 北村富三展
会 期/平成29年7月22日(土)~10月9日(月/祝)
会 場/東近江市近江商人博物館
開館時間/午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料/大人300円(250円) 小中学生150円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金
会期中の休館日/毎週月曜日(9/18、10/9は開館)、9月19日(火)