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生誕120年 洋画家 野口謙蔵の横顔

 野口謙蔵は、終生故郷の蒲生野の風景や人びとの暮らしを愛した洋画家です。
 
 明治34年(1901)、蒲生郡桜川村綺田(現・東近江市綺田町)の江戸時代から代々醸造業を営む近江商人の家に生まれ、東京美術学校(現・東京芸術大学)で洋画を学びました。
 当時、多くの画家は中央画壇の東京で活動し、芸術の都パリに留学する者も多くいましたが、謙蔵は「どうしてみんなフランスに行きたがるのか、滋賀県にもこんなに見あきぬ美しいところがいくらでもあるのに」と語り、四季の美しい情景を見せる蒲生野の風物を描き続けました。
 帝展や東光会などで活躍し、高い評価を得ますが、昭和19年(1944)に43歳の若さで亡くなります。
 
 本展では、生誕120年を記念して、東近江市の所蔵資料を中心に野口謙蔵作品のほか彼が残した日記や書簡、歌集などの関連資料を展示し、その生涯をたどるとともに、日本画修養時代や歌人との交流など、多様な野口謙蔵の姿を紹介します。


  

会期 令和3年5月1日(土)~7月18日(日)
時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
場所 特別展示室
会期中の休館日 月曜日(5/3は開館)、5/6


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