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北川正忠、幻の刀剣に挑むー兵主大社御神宝復元への道ー
東近江市で刀剣作家として活動する北川正忠氏。平成21年に新作名刀展(日本美術刀剣保存協会主催)にて優秀賞・新人賞を受賞して以降、毎年入賞を重ね、令和元年から3年連続で最高賞の高松宮記念賞を受賞するなど、現代を代表する刀剣作家として活躍しています。その活動は、多岐にわたり、近年は彦根城博物館の依頼により、井伊家伝来・備前三郎國宗(二代目)の復元を行っています。
令和3年には、兵主大社(野洲市)の依頼により、御神宝の太刀と小太刀の復元を行いました。
兵主大社は、滋賀県を代表する古社のひとつで、その祭神は八千矛神(やちほこのかみ)です。平成30年には、遷座1300年を迎え、記念事業の一環として御神宝の刀剣十数本が修復されました。今回出展する二振の刀剣は、クラウドファンディングの支援によって復元されています。
本展では、北川氏が復元した太刀・小太刀を初公開します。さらに、北川氏の刀や刀剣制作に使う道具も出展。また、室町時代に制作された拵や腰刀、平成30年に復元された御神宝の幡の複製など、兵主大社に伝わる資料を合わせて出展します。
北川正忠、幻の刀剣に挑むー兵主大社御神宝復元への道ー
会期 11月25日(土)~12月17日(日)
時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場 特別展示室
会期中の休館日 月曜日