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企画展「仏の世界を撮る―長谷川伝次郎のまなざし―

【2025/11/01~】

 没後50年記念展 
仏の世界を撮る
ー探検家・長谷川伝次郎のまなざしー


令和7年7月、探検家として西堀榮三郎記念探検の殿堂に殿堂入りしている長谷川伝次郎の遺族より、長谷川が昭和19年に李王殿下(※)の下命により撮影した「大和の仏像写真」のうち、紙焼きされた10点が当館に寄贈されました。

長谷川伝次郎(1896–1976)は、1927年にカイラス山を撮影・紹介したことで日本の山岳界に大きな衝撃を与え、山岳写真家の草分け的存在として知られています。

令和8年1月15日に没後50年を迎えるにあたり、この寄贈はその功績をあらためて紹介する貴重な機会となります。

今回寄贈された写真は、第二次世界大戦中、長谷川から写真を学んでいた李王殿下が「罹災の際に備えて仏像を記録しておきたい」と依頼したことをきっかけに撮影されたものです。

長谷川は単なる記録写真にとどまらず、仏像の表情や造形美をとらえる芸術的な視点をもって撮影に臨み、その作品は高く評価されています。


東近江市市制20周年を記念した仏像展『東近江の仏さま ― 受け継がれてきた地域の宝 ―』にあわせ、長谷川伝次郎による仏像写真と、彼が見た「仏の世界」を紹介する関連展示を開催します。





ーーーー開催概要-ー---

■開催期間 
令和7年11月1日(土)から令和8年2月15日(日)まで

■開館時間 
午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
 
■展示場所 
西堀榮三郎記念探検の殿堂 階段・2階展示資料コーナー

■入館料  
大人300円(250円) 小中学生150円(120円)
 ※( )内は20名以上の団体料金
 ※東近江市民は無料

■期間中の休館日 
月・火曜日、祝日、年末年始(12/28~1/4)、1/14(水)、2/11(水)

■主 催 
東近江市

■協 力 
長谷川欽一・長谷川貴俊(長谷川伝次郎遺族)、田中進、川北英隆、谷洋平、公益社団法人日本山岳会(順不同・敬称略)

 

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