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東近江の桜ー中路融人と織田瑟々ー
滋賀県各地の風景を描いた中路融人。母の故郷である湖国の情景を豊かに描きました。中でも海津大崎の桜は、春になると近くの宿に逗留し、自転車で写生に通いました。また、晩年は京都の神社仏閣と桜の風景も描いています。
織田瑟々(しつしつ)は、東近江市川合寺町の女流画家です。織田信長の九男信貞を先祖に持ち、桜画の名手として知られる京都の三熊派の創始者、三熊思考の妹・露香のもとで絵を学びます。生涯にわたり桜を描き続け、地元には多くの桜画が残されています。
本展では、東近江市ゆかりの二人が描いた桜の作品を紹介します。時代もスタイルも異なる二人の桜画は、それぞれ異なる魅力で私たちを魅了します。展示室に爛漫と広がる桜の景色をお楽しみください。
共催/川合寺町桜画展開催委員会
東近江の桜 ー中路融人と織田瑟々ー
会期 令和5年4月8日(土)~6月11日(日)
〈前期〉4月8日~5月7日 〈後期〉5月9日~6月11日 ※会期中一部展示替えあり
休館日 毎週月曜日
入館料 大人300円 小中学生150円