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中路融人と北村富三生誕120年展
北村富三(きたむらとみぞう・1903-1956)は、神崎郡北五個荘村宮荘出身の洋画家です。1926年から寺松国太郎に師事して油彩画を学び、その後上京。二科展や安井曾太郎が創立した一水会で作品を発表します。1940年からは、春から秋に旧満州で取材・制作する生活を送りました。戦争が激しくなると一家で滋賀県に疎開、その後は地元の五個荘から作品出品をつづけました。1956年に53歳で死去。没後は近江商人博物館や八日市文化芸術会館で企画展が開催されています。
本展は、今年生誕120年を迎える北村富三の生涯と作品を振り返るとともに、東近江市名誉市民の中路融人の作品を展示します。北村富三の《猫を抱く少女》に使われる鮮やかな黄色に着想を得て、中路融人からは、赤色が印象的な作品を紹介します。五個荘地区にゆかりのある二人の作家の作品展です。
中路融人と北村富三生誕120年展
会期 令和5年9月16日(土)~11月26日(日)
時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料 大人300円 小中学生150円
期間中の休館日 毎週月曜日(9/18、10/9は開館)、9/19(火)、10/10(火)、11/24(金)