鈴鹿山脈からびわ湖まで広がる東近江市。
東近江市は、面積388.5k㎡、人口約12万人が暮らす、
面積・人口ともに日本列島のおよそ千分の一を占める自治体です。

東近江市が誕生して早6年が経ち、
合併の年に生まれた子どもたちは小学生になりました。
そこで、東近江市博物館グループでは、
子どもたちが市域の自然や歴史・伝統文化をよく知り、
生まれ育った故郷を愛する心を育てるために、
「もっと知りたい！東近江市」と題して、
市内3博物館（能登川博物館・西堀榮三郎記念探検の殿堂・近江商人博物館）で
市域の自然や歴史・人びとの暮しの特質に合わせて企画展を開催。

近江商人博物館では、小学3年生の社会科の単元で学習する
「地域の発展に尽くした人々」に合わせて、
東近江市域の発展に貢献した人々にスポットを当てました。












近江商人の理念「三方よし（売り手によし、買い手によし、世間よし）」の
「世間よし」を実践し、東近江地域の発展に貢献した人々は、
どのような想いで地域の発展に尽力したのか？
そして、現代に生きる私たちは、その精神をどのように受け継いでいけばよいのか？
地域の発展に尽くした先人たち総勢29名を、前期・後期にわけてご紹介しました。




＜前期＞　7月31日（日）～8月21日（日）
約25点の関係資料とともに、15名の先人を紹介しました。
◆前期で紹介した先人◆
今堀大典禅師（能登川）　　友松源五郎（愛東）　　　堀井新治郎（蒲生）
塚本さと（五個荘）　　　大海人皇子と額田女王（八日市）　　　奥村徳蔵（愛東）
松居泰次良（湖東）　　　横田なを（湖東）　　　真弓村晴（五個荘）
織田瑟瑟（八日市）　　　西村助之丞（能登川）　野口謙蔵（蒲生）
阿部市郎兵衛（能登川）　　松居久左衛門遊見（五個荘）　　奥村外吉（永源寺）


＜後期＞　8月23日（火）～9月11日（日）
約26点の関係資料とともに、14名の先人を紹介しました。
◆後期で紹介した先人◆
塚本定右衛門定次（五個荘）　　　外村利平（湖東）　　川原崎助右衛門（能登川）
廣田榮蔵（愛東）　　　木村武兵衛（蒲生）　　　桜川大龍（八日市）
横田徳右衛門（湖東）　　　横矢松千代（蒲生）　　澤井藤助（湖東）
田附政次郎（能登川）　　　皇文郁（湖東）　　　　竹村茂兵衛（蒲生）　
荻田常三郎と熊木九兵衛（八日市）　　　　藤井彦四郎（五個荘）