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南極の技術—私たちの暮らしとのつながり展 質問コーナー

【2020/08/29~】

企画展「南極の技術―私たちの暮らしとのつながり」展では、
みなさんからの感想や通信に関する質問を受け付けています。
答えはこのページで更新していきますので、チェックしてみてください。
答えを読んで、さらに気になることがあれば、ぜひ、探検の殿堂にご連絡ください。
疑問解決のお手伝いをします!


質問その1

家族との連絡はどのくらいの頻度で、どうやって連絡を取っていますか?
―安土小学校 ペンネーム リュウカイ


答え(通信を担当していた元隊員さんにお聞きしました!)

昭和基地と日本は、電話やメールのやりとりができます。
電話は、衛星通信の設備が整っているので、

昭和基地
→インド洋上空のインテルサット衛星(人工衛星)
→山口県の「KDDI山口衛星通信所」
→東京都立川市の「国立極地研究所」
→自宅の固定電話

の順番で繋がります。

やはり電話がコミュニケーションをとるのに一番便利です。
お互いの声が聞けるのが嬉しく、安心もできます。
また、メールが苦手でも電話なら手っ取り早いですね。
メールは後から読み返すことができるので、当時のことを思い出せるのが良い点です。

電話をかける回数は人によります。
通信担当の隊員は、電話機のある通信室にいることが多いので、
一日に2、3回電話をかけることもあります。
それ以外の隊員は、週に1回の休日にかけることが多いです。
日本と昭和基地の時差は6時間あり、例えば日本の家族がくつろいでいる夜9時ごろにかけようと思うと、昭和基地の時計で午後3時にかけなければなりません。
ところが午後3時はまだ仕事中です。なので、自由時間の多い休日にしかかけられないのです。

 

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