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金環日食ー西堀青年も見たのか? 第三部
【2020/11/11~】
天体の方位と方角を測定し、地球上における自分の現在位置を導き出す技術・天測(てんそく)。10代のころ、恩師・山本一清(やまもといっせい)(※)先生より学んだ天文学の知識を、後の西堀榮三郎が、どう新しい技術と組み合わせて活用したのかをで紹介します。
3人の息子たちと手作りした木造ヨット「ヤルン・カン号」での航海では、天体の高度や角度を測定する道具である六分儀(ろくぶんぎ)と、当時の最先端技術であったポケットコンピュータを駆使し、船の現在位置を手軽に・迅速に・正確に導き出しました。
常に新しい技術を学び、応用しつづけた西堀の姿を、天測に用いる道具の六分儀やクロノメーター、西堀が使用したポケットコンピュータや計算式などの資料とともにご覧ください。
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※後の京都大学天文学部教授
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展示物の紹介
◆六分儀 (資料提供:京都大学宇宙物理学教室、冨田良雄氏)
◆クロノメーター (資料提供:京都大学宇宙物理学教室)
◆ポケットコンピュータや計算式の資料など
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開催期間
◆令和2年11月11日(水)~12月27日(日)
開館時間
◆午前10時~午後6時 ※入館は午後5時30分まで
入館料
◆大人300円、小中学生150円
※ただし、東近江市民と、身体障害者手帳をお持ちの方とその引率者は無料
休館日
◆月・火、年末年始
※12月28日(月)~1月5日(火)