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刀剣の美 鑑賞のツボを開催!

author(2020/12/09)

まいどおおきに~てんちゃんです(=^ω^=)

今回は11月14日と28日に博物館で開催した
「刀剣の美 鑑賞のツボ」のようすを紹介するで~!


毎年恒例のこの講座、今年は感染症対策として定員を10人に減らして開催しました。
日本刀のあれこれを教えてくださったのは、今年春に開催した展示「北川正忠~刃文の優美~」でもお世話になった北川正忠刀匠と弟子の長野さん、
日本美術刀剣保存協会の村井信夫先生、岡敏光先生、北村さん。
みなさん刀のプロで、参加者の質問に熱く答えてくれはりました!


14日は座学と刀剣鑑賞の回。
最初に北川刀匠から日本刀の制作過程についてのお話です。




約1300度に熱した玉鋼(たまはがね)を畳んで伸ばす、折り返し鍛錬という独特の工程により、強くしなやかで折れにくい刀身ができあがります。
この工程だけでも12~14回必要なんやって!
ほかにも造り込みや土置き、焼き入れなどなど、きれいな姿の裏にたくさんの工程があることを詳しくお話ししてくれはりました。

村井先生からは、日本刀の歴史について。




太刀や脇差などの違いや時代ごとの特徴、家から刀が見つかった時はどうすればいいのかなど、日本刀を鑑賞するときの手助けになる知識をたくさん教えてくれはりました。


後半は日本刀鑑賞の時間!
実際に刀を持つと、思ってたより重い!
これを振り回してたなんて、昔の人は力持ちやったんやなあ…
参加者の皆さんはいろいろ質問をしながら、熱心に鑑賞されていました。











28日は北川刀匠の鍛刀場見学会!
制作過程のうち折り返し鍛錬と土置き、焼き入れを実践していただきました!




火を使う作業は、炎の色の微妙な変化を見るため、作業は真っ暗な中で行われます
いつもは夜にしてはるんやって!




鍛刀場の中に舞うすすと熱気、ハンマーで玉鋼を叩く音を間近で感じることができました。







参加者の皆さんには日本刀の世界を五感で感じてもらえたかな?
この講座で日本刀に触れたり、鍛刀場を見学したり、よりディープな内容をお届けできるのは、講師の方々の「日本刀の魅力をもっと知ってほしい」という熱意が原動力になっています。
講座を通して日本刀のことを好きになってもらえてたらうれしいなあ…
北川刀匠のこれからの活躍もお見逃しなく☆



ほなまた(=^ω^=)


名 前:てんちゃん
出身地:東近江市てんびんの里
誕生日:10月10日
特 徴:おへそが「て」の形。
    時どき江州なまりです。
好きな食べ物:どろ亀汁、
       でっちようかん
目 標:
近江商人の知恵を学んで、世間の人びとに信頼される近江商人になること
趣 味:
近江商人の先輩の足跡をたどること
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