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平成23年度(2011)の記事

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春季企画展「高越 甚 日本画展 」無事閉幕!

author(2011/06/14)

4月29日(祝)から開催していました春季企画展「高越 甚 日本画展」が
6月12日(日)無事に閉幕しました。



現代日本画壇でご活躍中の日本画家・高越甚先生。



おかげさまで、会期中は、多くのお客様にお越しいただき、
「すばらしい企画展に感動しました」
「淡い色彩に魅了されました」
「細部までの画き込み、色の出し方がとっても参考になりました」などなど、
企画展をご覧になった皆さんから嬉しい感想をいただきました(^o^)/


これもひとえに、お忙しい中、本展の開催をご快諾いただいた高越甚先生をはじめ、
毎年の日本画展開催にご尽力いただいている日展常務理事の中路融人先生、
関係者の皆さま、そして、この日本画展をご覧いただいた来館者の皆さまのおかげだと
感謝しています。ほんまに、おおきに!!



日本画展が閉幕し、今日は、作品の撤収作業が行われました。





専門の業者さんが、丁寧に着々と作業をこなして
約2時間ほどで作業終了!

高越先生の作品が帰っていくのが名残惜しいです…。


次回、特別展示室で開催する企画展は、「東近江市 平成の匠展Ⅱ」!!
東近江市内で活躍する作家8人をご紹介しまっせ☆
会期は、6月19日(日)~7月18日(月/祝)
どうぞ、お楽しみに♪(て)

日本の伝統工芸・手織真田紐

author(2011/06/10)

東近江市には、日本で唯一の手織真田紐(ておりさなだひも)の
職人がいらっしゃいます。

今日、その真田紐職人・西村幸さんの制作工房を訪ねました。



「真田紐(さなだひも)」とは、大阪城の名将・真田幸村が考案したと
いわれる色糸織りの手織りひもです。



機械化できる工程がなく、木造手動機で、すべて手仕事で行われます。
真田紐は、宮内庁関係や茶道具・美術品などの桐箱の紐や、
刀の下げ緒、帯締めなどに利用されます。




西村さんの真田紐は、皇后美智子妃殿下の婚礼の桐箱の紐に使われたり、
正倉院で利用されたこともあるなど、とても貴重な日本の伝統工芸品です。



「作品は、私の手のあと」と西村さんは言います。
長年、西村さんが大切に使っている道具たちから、
数々の真田紐が生み出されてきたんやなぁ。








現在、日本で手織真田紐を作ることができるのは、西村幸さんただ一人です。
今年、83歳を迎える西村さんは、「真田紐の後継者がいないのは残念。
科学は進歩しても、日本の伝統文化は残さなければいけない。」と強く語っていました。


近江商人博物館では、6月19日(日)~7月18日(月/祝)の期間、
東近江市内で活躍する作家8人を紹介する企画展
「東近江市 平成の匠展Ⅱ」を開催します☆

この企画展で、西村幸さんもご紹介します(^_^)
日本が誇る伝統工芸・手織真田紐の職人技をぜひご覧いただきたいです!(て)

堪忍

author(2011/06/08)

最近、「てんちゃんのつれづれ日記、見てますよ~」と、
お声をかけていただくことが多くなってきて、
嬉しいやら照れくさいやらのてんちゃんです(*^_^*)

いつも「てんちゃんのつれづれ日記」を読んでいただいている皆さま、
ほんまにおおきに!!

今日も、てんちゃんの一人しゃべりやけんど、かんにんしておくれやす!


さて、今、てんちゃんが使った「かんにん」は、
「ごめんなさい・ゆるして」という意味やけんど、
「堪忍(かんにん)」には、二つの意味があります。

一つは、「苦しいことをがまんして耐え忍ぶ」
もう一つは、「怒りをこらえて他人の過ちを許す」という主な二つです。

この「堪忍」にまつわる近江商人のエピソードを教えてもろたんで、
みなさんにもご紹介します(^o^)


近江国神崎郡位田村(現在の東近江市五個荘竜田町)の近江商人・小杉五郎右衛門は、
天保8年(1837年)6月、小杉家の商圏の中心だった金沢藩で、
棄捐令(貸借を破棄される法令)が出されたため、売掛金が全部損失しました。

大損失をうけ、落胆のあまり、日夜寝室で臥せっていた五郎右衛門。
そんな五郎右衛門のもとへ、隣家に住む近江商人の先輩・松居遊見が訪ねてきて、
この困難なときこそがチャンスだ」と激励し、
加賀国(石川県)へ再び商いに行くようにすすめました。

松居遊見の言葉を聞いて冷静になった五郎右衛門は、
「この棄損令によって、今、加賀国へは他の商人たちは行かないはずだ。
きっと商品不足で、人びとは困っているに違いない。
この時期に、いち早く現金販売すれば、必ず利益は上がる」と考え、
すぐに商品を大量に仕入れ、加賀国へと向かいました。

その結果、多くの人びとに歓迎され、商売は大繁盛。
苦境の時こそチャンス」と教えてくれた松居遊見に、
小杉家は後々まで感謝し、小杉五郎右衛門家には、
遊見が力強く自筆した「堪忍」と描かれた掛け軸が大切に伝えられているそうです。




近江商人・松居遊見が自筆した「堪忍」の二文字



先輩近江商人の言葉は、やっぱり説得力がありますなぁ。


てんちゃんも、立派な先輩近江商人を見習います!!

一人前の近江商人になれるように、どんな困難に遭っても、
あきらめずに、立ち向かっていきまっせ!! (て)

梅雨を楽しむ。

author(2011/06/01)

もうすっかりお馴染みになりました
守護たぬきさんの季節のレイアウト☆

6月に入り、梅雨の季節ということで、
こんな感じにしてみました(^-^)









雨がよく似合う紫陽花と、アマガエルの親子。






守護たぬきさんも屋根の下で雨宿り。
この屋根も手作りでっせ!よぉ出来てますねん。






屋根につるされた色とりどりのてるてる坊主☆
雨が止んで、虹が見れますように~(^o^)





守護たぬきさんの首元も涼しげな色合い。

手ぬぐいの紋様の青海波(せいがいは)は、
どこまでも続く末広がりの穏やかな波のように、
平穏無事な暮らしがずっと続きますようにという
願いが込められた吉祥柄です。



守護たぬきさんは、常設展示室入口前で
お客さまをお出迎えしてまっせ☆

ジメジメして、すっきりしない空模様が続くけんど、
守護たぬきさんを見て、お客さまに少しでも梅雨を
楽しんでいただけたら、えぇなぁ(*^_^*) (て)

GO GUY!

author(2011/05/27)



本日5月27日発行のフリーマガジン『GO GUY!』に、
近江商人博物館が紹介されました!

『GO GUY!』は、滋賀のお得な情報などを盛り込んだフリーマガジンで、
6月号の特集は、「しがの美術館&博物館」です☆



近江商人博物館が紹介されたページ☆
センスの良さが光る写真で、上手に紹介されてまっせ♪




せっかく、近江商人博物館を紹介してくれはったさかいに、
来館のお客様にも閲覧していただこうと思い立って、
てんちゃんの吹き出しを表紙につけてみました\(^o^)/




『GO GUY!』の設置場所など詳細は、
こちら→http://www.inden-creative.jp/go-guy/


ぜひ、『GO GUY!』を片手に、滋賀のミュージアムめぐりを
楽しんでみられては、いかがでっしゃろ~♪ (て)

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名 前:てんちゃん
出身地:東近江市てんびんの里
誕生日:10月10日
特 徴:おへそが「て」の形。
    時どき江州なまりです。
好きな食べ物:どろ亀汁、
       でっちようかん
目 標:
近江商人の知恵を学んで、世間の人びとに信頼される近江商人になること
趣 味:
近江商人の先輩の足跡をたどること
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