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平成23年度(2011)の記事

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東近江博見伝

author(2011/05/26)

昨日と今日、てんちゃんは、「東近江博見伝」の印刷作業に
汗を流していました。

「東近江博見伝(ひがしおうみはっけんでん)」は、
東近江市内の3つの博物館施設(西堀榮三郎記念探検の殿堂・
能登川博物館・近江商人博物館)が共同で発行している博物館だよりです☆

博物館をとおして、東近江市を発見してもらおう!ということで、
このタイトルがつきました(^o^)


各館のいろんなイベント案内や、コラムなどを掲載し、
東近江市内の小・中学校の全生徒に配布しています☆



12,000部を輪転機で印刷します。
輪転機が発明されてよかった~と、つくづく思ったてんちゃんです(^_^)




表面が刷り上がったら、今度は、裏面も刷ります。
写真の博見伝の山は、12,000部のうち、ほんの一部です。
この紙の山が、も~っとたくさん積み上げられます!





刷り上がったら、各学校ごとにまとめて配布します。

近日中には、東近江市内のこどもたちの手元に届く予定☆


探検の殿堂、能登川博物館、近江商人博物館の職員が
一生懸命作成した博物館だより「東近江博見伝」!


博見伝を読んだ子どもたちが「博物館に行ってみようかな♪」と
思ってくれたら嬉しいなぁ(*^_^*) (て)

高越 甚 日本画展 作品のみどころ③

author(2011/05/22)

現在、特別展示室では、6月12日(日)まで、
日本画家・高越 甚先生の作品を一堂に紹介する企画展を開催中です☆



高越先生の作品の魅力をたくさんの方々に知ってもらいたい!!と、
思い立ったてんちゃんが、作品のみどころをご紹介しているシリーズも
今回で3回目!
(作品紹介に気合いが入ったてんちゃんは、勝手にシリーズ化してました!(笑))


ほんでは、今日もてんちゃんが作品のみどころを紹介していきまっせ~\(^o^)/
今回も写真が上手に撮れなくて、作品が見づらいかもしれまへん。
毎度毎度すんまへん!





まずは、こちらの作品から~♪




「池畔の森(ちはんのもり)」【第35回日展 出展作品】(2003年)

この作品は、今回の企画展のポスターとチラシの表紙にもなっています。
これは、京都の嵯峨野にある広沢池で描かれた作品。

葉っぱの色は、四季折々に変化するけんど、それを一度に表現したくなって、
絵の具を全色使って描いた結果、面白い仕上がりになったそうです。
たしかに色彩豊かで、四季の色の変化が、この一枚の絵に詰まっていますなぁ。




絵の中に、青い色のヒヨドリが描かれているけんど、
このヒヨドリにも高越先生のこだわりがあるんです。

本当は、ヒヨドリは茶色やけんど、カラフルな色彩の葉っぱに合わせて、
あえて青色のヒヨドリに仕立てたそうです。
緻密な計算によって生みだされた作品なんやなぁ~。



つづいては、こちらの作品です!



「冬の旋律(ふゆのせんりつ)」【第34回日展 出展作品】(2002年)

この作品は、石川県の渓谷で描いたそうです。
アケビのツルのリズミカルなところに焦点をあてて、
音楽の楽譜のような旋律で、自然が織りなすハーモニーを表現した作品です♪





まだまだ紹介しまっせ~!次はこちらの作品です。



「水路(すいろ)」【第39回日展 出展作品】(2007年)

中国の雲南省で描かれた作品です。
のどかな農村風景に心惹かれて、水路に舟がある構図に魅力を感じたそうです。

この絵を見ていると、時間が止まったかのような、静かな時の流れを感じますなぁ。




てんちゃん気分がのってきたので、もいっちょ、どうぞ~(^_^)/



「見つめる」【第37回日展 出展作品】(2005年)

沖縄県石垣島で描かれた作品。
渓流の音が頭から消えるほど、夢中になって、この風景を見ていたそうです。

絵に描かれているのは和牛やけんど、本当は水牛がいたんやて。
ほんでも、水牛を絵にすると猛々しくて、絵の雰囲気がこわれると思い、
やわらかい印象にするために、和牛にしたそうです。
年中働いて疲れ切った牛が、やすらいでいる姿が描かれています。

こちらを見つめる牛の表情が、なんとも印象的です。




3回にわたってご紹介してきた高越先生の作品のみどころは、
いかがでしたかな?

細部まで手を抜かずに、精神込めて描かれた作品の数々に、
てんちゃん感動してます!
ぜひ、この感動をみなさんにも味わっていただきたいです(*^_^*)

6月12日まで開始してますさかいに、高越先生の一筆一筆に込められた想いを
感じてください☆


今回の「つれづれ日記」は、長文になったけんど、
最後まで読んでいただき、ほんまにおおきに!!

日本画の魅力に圧倒されたてんちゃんなのでした。(て)






高越 甚 日本画展 作品のみどころ②

author(2011/05/17)

現在、好評開催中の春季企画展「高越 甚 日本画展」。




高越先生の作品の魅力をたくさんの方々に知ってもらいたい!!と、
思い立ったてんちゃんが、作品のみどころをご紹介していきまっせ(^o^)/
(写真が上手に撮れなくて、作品が見づらいかもしれまへん。すんまへん!)



今回は作品3点のエピソードをご紹介しまひょ☆


まずは、こちらの作品から~♪





「佇(たたずむ)」【第36回日展 出展作品】(2004年)


こちらは、奄美大島の徳之島で描かれた作品。
延々と連なる樹木の美しさに惹かれて描いたそうです。

絵の中にフクロウが描かれているけんど、
実際にスケッチをしているときも、フクロウはそこにいたそうです。
最初は、樹木の美しさを描きたかったから、樹木だけの絵にしたらしいけんど、
物足りなかったからフクロウを入れてみたら、作品として良くなったんやて。
フクロウが作品を惹きたててくれたんやなぁ。





つづいての作品はこちら。



「森に棲む」【第42回日展 出展作品】(2010年)

今回、高越先生の日本画展でご紹介している作品の中で最新作です。
この作品も、奄美大島の徳之島で描かれています。

作品をよく見ると、木が傾いています。台風で木がひっくり返って、
木が傾いていたそうです。それを知らずに、珍しい光景だと思って描いて、
あとで地元の人に聞いたら、台風のせいだとわかったんやて。
そやけど、構図的に捨てがたくて描いたそうです。



この作品にもフクロウが描かれているけんど、
スケッチをしているときに、フクロウが森の精に見えたんやて。
それをヒントに、深い森の精と、深い森の語らいをテーマに描いたそうです。






さらに、こちらの作品もご紹介します!



「千枚田」【第19回日展 出展作品】(1987年)

石川県能登半島の千枚田の風景。
小さい田んぼを一株一株くわで耕す人々の姿を見て、
人間の生きざまを感じたそうです。
そこで生きる人々の心の中と、人間の生きざまを
描いた作品です。





掲載した写真がイマイチで、作品の魅力が伝わりにくかったかも
しれまへんが、実際の作品は圧巻です!
ぜひとも、実物の絵をご覧ください(^o^)


てんちゃんの作品紹介は、次回へつづく~☆(て)




高越 甚 日本画展 作品のみどころ①

author(2011/05/12)

去る5月5日に、春季企画展「高越 甚 日本画展」の
ギャラリートークを開催しました。



ギャラリートークでは、高越先生がひとつひとつの作品について、
その時の情景や、どんな想いで描いたのかをお話してくださいました。

高越先生が語られたエピソードを聞いて作品を鑑賞すると、
その当時のようすが目に浮かぶようで、作品の中に入り込んだ感覚になります。

高越先生の作品の魅力をたくさんの方々に知ってもらいたい!!と、
てんちゃんは思い立ちましたさかいに、この「つれづれ日記」で
作品のみどころをご紹介していきたいと思っています(^o^)/


ほんでは、今回は作品2点のエピソードをご紹介しまひょ♪

まずは、こちらの作品です。


「歴(れき)」【第1回丘展(東丘社選抜展 出展作品)】(2002年)

この作品は、三方五湖で描いたそうです。
船の一生を描きたくて、その一点に焦点を絞って描いたそうです。
人間に使われている任務が、船の使命感で、その使命を全うして、
最後の余生をおくっている船が描かれています。
船の安堵感と、使命を全うした満足感がこの作品から伝わってきます。





つづいての作品はこちら。



「アダンの影」【第18回日展 出展作品】(1986年)

日本の最西端にある与那国島で描かれた作品。
ここは、アダンの地といって、熱帯でエネルギッシュな感じがする一方、
夜になると、静寂で清らかな空気に包まれる。そこに絵の焦点を絞ったそうです。


作品の中に、ひっそりとクロサギがたたずんでいるのが印象的ですなぁ。


夜の情景を描いた作品ですが、夜は真っ暗で写生できないので、
昼間に写生をして、夜は、1時間から2時間ほど、その場所にいて、
景色を頭に焼きつけて描いたそうです。





てんちゃんの作品紹介は、いかがでしたかな?
高越先生のように、上手に語れまへんが、
少しでも作品の魅力がお伝えできていたら嬉しいです(^-^)

他の作品についても、この「つれづれ日記」で
ぼちぼち紹介していきますさかいに、お楽しみに~☆(て)

高越 甚 日本画展 ギャラリートーク開催

author(2011/05/07)

現在開催中の春季企画展「高越 甚 日本画展」の関連事業ギャラリートークを
5月5日(祝)に開催しました。








約60名の皆さんが高越先生のお話に熱心に耳を傾けていました。





「絵で物を言うのが、絵描き(画家)の使命」と話す高越先生。
富山県出身の高越先生にとって、雪が出発点で、
絵を描きはじめた頃は、雪ばかり描いていたそうです。





展示を鑑賞しながら、それぞれの作品について、
高越先生に描いたときの情景や想いをお話していただきました。




高越先生の解説を聞いて、作品ひとつひとつに、
いろんなエピソードがあるんやなぁ~と思いました(*^_^*)


ギャラリートークで聞いた各々の作品のエピソードは、
この「つれづれ日記」で、ぼちぼち紹介していこうと思っています!

高越先生の絵の魅力を少しでもお伝えできるように、
てんちゃんがんばりまっせ~!! (て)


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名 前:てんちゃん
出身地:東近江市てんびんの里
誕生日:10月10日
特 徴:おへそが「て」の形。
    時どき江州なまりです。
好きな食べ物:どろ亀汁、
       でっちようかん
目 標:
近江商人の知恵を学んで、世間の人びとに信頼される近江商人になること
趣 味:
近江商人の先輩の足跡をたどること
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